
キッチンの物品配置から、毎日の調理時間を時短する。
ムダな動きを無くす工夫を知的家事プロデューサーに教えてもらいました。
年末の大掃除のついでに、キッチンの調理器具の配置を見直してみてはいかがでしょうか。
専門家:本間朝子さん(知的家事プロデューサー)
【目次】
・目指す配置は「自分が動かなくても必要な物に手が届く」
・横のゾーン
・縦のゾーン
目指す配置は「自分が動かなくても必要な物に手が届く」
キッチンは、飛行機の操縦席のコックピットをイメージすると、とても効率的になります。コックピットでは、自分が動かなくても、手を伸ばすだけで必要なモノに手が届くようになっています。キッチンも同じように、一番使いたいモノが、さっと手に取れるように配置していくと、とても便利になるんです。
横のゾーン<シンク周り、調理台、コンロ周り>
まず、キッチンの横のゾーンに注目しましょう。シンク周り、調理台、コンロ周りの3つに分けられます。

横の配置は、「使う場所に合わせて決める」。コンロ周りにはフライパンなどの加熱や調味に使うモノ、シンク周りにはボウルなど水を使うモノを配置すると作業がスムーズになります。


使う場所に合わせて、モノの配置を決めるのがポイントです。
縦のゾーン<食器棚上部~床上収納>
次に、縦のゾーンの配置を決めていきます。立ったままで手が届くところが、一番取り出しやすいですよね。背伸びしたり、かがんだりせずに手が届く“ゴールデンゾーン”に、使用頻度の高いモノを置くと、毎日の作業が楽になります。


使用頻度が低く軽いモノは高い位置に、重いモノは低い位置に配置するのがポイントです。


ムダな動きを省いて、家事ストレスを少なくしましょう。
浮いた時間は、子どもと触れ合う時間にあてられるといいですね。
©NHK
※本記事は、 NHK 「すくすく子育て」のホームページの記事を元に構成・編集・加筆しています。記事を読んでもっと知りたいことがありましたら、ぜひ「マムアップパーク by 健幸スマイルスタジオ」にご参加ください。お待ちしています!
